じごくのそうべえ
今週のお題「怖い話」
夏といえば怪談話。死後の世界 のドキドキするお話です。
じごくのそうべえ
たじま ゆきひこ作
童心社
○あらすじ紹介○
とざい とうざい。
かるわざしの そうべえ。
いっせい いちだいの かるわざでござい。
かるわざ(綱渡り)に失敗して死んでしまった そうべえ。
今日は運悪く「死者が多い日」。
仕事に疲れた閻魔大王が、そうべえ他3人は地獄行き!他は極楽行き!と大雑把に運命を決めてしまいます。
地獄には世にも恐ろしい○○地獄が 待ち構えています。
そうべえ達はどうなってしまうのでしょうか。
こちらの絵本は上方落語・地獄八景が元になっています。
ドキドキする恐ろしさ、ふふっと笑ってしまう描写、なるほど!と思う知恵。お話しって面白い〜と思うエッセンスがぎゅぎゅっと詰まっています。
初版1978年。子どもの時に読んだ方いらっしゃいますか?!
○我が家の読みかた○
閻魔大王の「じょうはりのかがみ」には、今までやった悪いことが全部映ってしまうそうです。
流行りの唐揚げ屋さんでお惣菜を買った帰り道。
あまりにいい香りで、1個ずつ試食。美味しい!!
もう1個食べたい
でも夕飯がなくなっちゃう
でも…………家族全員 唐揚げの魅力に負けました。車の中で食べちゃおう!
長男:ちゃんと「頂きます」しよう
家族:頂きます!
全員:美味しい〜♡♡♡
長男:閻魔大王、楽しそうだなって見ているかな
ママ:夕飯のおかず 車で食べちゃったらダメだもんね。
でもさ、閻魔大王にこの唐揚げあげたらさ、美味しすぎて極楽にいかせてくれるよ
長男:そうだね。魂になったら、また唐揚げ屋さんに並ぼうか。
絵本の世界は、子どもにとっては日常の延長なのだと思います。会話に絵本のスパイスを。私は絵本のそういうところが 面白くて好きです。