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今週のお題「暑すぎる」夏にぴったりな、
ひんやり美味しいおやつの絵本
かき氷
樺山祐和さく
福音館書店
○あらすじ紹介○
かきごおりをつくろう
れいとうこで つくった こおりを
かきごおりきに ぽんと いれる
冷たくて甘いかき氷。
溶けないように急いで作って、
これまた溶けないように急いで食べる。
そんな大忙しのおやつ かき氷をゆっくり眺めると、なんとも魅力的。
またまた 食べたくなってしまうのです。
○我が家の読みかた○
かき氷を作って食べる。
ありふれた日常の景色をゆっくり眺めてみる、そんな絵本です。
私は本好きですが、作文は本当に苦手で…
難聴児の言葉の習得には『絵日記』…もう絶望感しかありませんでした。
かき氷を作った日は、こんな感じになっちゃいます。
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かき氷を作りました。
冷たくて美味しかったです。
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たかが かき氷、されど かき氷。書く人が変わると、かき氷を作る楽しさや、一口食べるとスーと汗がひくようなヒンヤリ感。
かき氷を作った時の空気が伝わってくるんです。
身近なモノがテーマの絵本は、日常の出来事を伝える言葉のアイデアが沢山詰まっています。
氷は冷凍庫で作るんですよね。
冷蔵庫の一部だけど、氷を作るのは冷凍庫。当たり前だと思っていたことを改めて教えようとすると、頭がこんがらがっちゃいますね