ことこと絵本

長男と読んだ絵本の記録

みえるとかみえないとか

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みえるとかみえないとか

ヨシタケシンスケ

アリス館

 

宇宙飛行士がある星にたどり着くと、そこは3つの目玉をもつ宇宙人の星。「後ろが見えない」僕は すごく気をつかわれて…

いろんな宇宙人に出会う中で、おなじところを探しながら ちがうところを お互いに おもしろがれば いいんだね

という考えにいたります

 

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ろう学校の乳幼児教室に通っていたころ「長男くんを よく見て」って耳にタコができるほど

繰り返し言われました。

 

当時は、え…自分の子どもの事は自分が一番わかってるよ?!ってモヤモヤしたんですよね。

 

でも、昔の動画を見ていると

 

長男が言う前に 母親がしゃべってしまったり

 

長男が見ているモノと違うものを説明したり

 

難聴を理解したつもりで、『長男』を見ていなかったなぁ

 

先生たちは、難聴児をもつ沢山の親子をみてきているから、とても もどかしかったと

思います。

 

本当に力不足でしたが、それが母親2年目の私の精一杯でした。

 

ろうの方にも難聴の方にも会ったことがなく…

はじめて出会った難聴の人が自分の子ども。

 

自分の世界の狭さが身にしみました。

 

この子はどうやって生きていくんだろう。

 

きこえない 生活って想像できなかったんです。

 

 

大きくなったら、きこえるようになるのか?

 

時々 問われて

 

生まれつきだから、難しいんじゃないかな。

ママは目が悪いからメガネだし、長男は耳が悪いから補聴器なんだよね。

いろいろだよね。

 

って話したりして、寝る前にこの絵本を読みます。

 

きこえるとか

きこえないとか

 

関係ない大切な子